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小学生の登校拒否で親はどう対応する?休ませる判断と声かけポイント

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小学校の校門前で、ランドセルを背負った登校を嫌がる小学生に母親が寄り添う様子。「小学生の登校拒否 親の対応・休ませる判断・声かけ」と書かれたアイキャッチ画像

こんにちは、エターナルログのケンです。

朝になった途端に「学校に行きたくない」と言われたり、玄関まで行ったのに動けなくなったりすると、親としては迷いますよね。休ませたらそのまま行けなくなるのではないか、反対に無理やり行かせたらもっとつらくなるのではないか。どちらを選んでも不安が残りやすい場面です。

小学生の登校拒否や行き渋りでは、その日の登校だけをゴールにせず、子どもが安心して生活できる状態を取り戻しながら、学校とのつながりや学びをどう残すかを考えることが大切です。

文部科学省も、不登校への支援について「学校に登校する」という結果だけを目標にするのではなく、子ども自身が進路を主体的に捉え、社会的に自立していくことを目指す必要があるとしています。休むことに意味がある場合がある一方、学習の遅れなどにも目を向けながら支援する考え方です。

  • 登校を嫌がる朝に親ができる対応
  • 休ませるか登校させるかを考えるポイント
  • 低学年から高学年までの声かけの違い
  • 学校以外で安心と学びを確保する方法
目次

登校拒否で最初にすること

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、原因を一度に聞き出そうとするより、まずその日の心身の状態を見るところから始めたいです。子ども本人にも理由がはっきり分かっていないことがあります。

朝は原因より状態を見る

登校前になると腹痛や頭痛を訴える、泣き出す、着替えができなくなる、玄関で固まるといった様子が出ることがあります。休日は比較的元気なのに学校がある朝だけ動けないケースもあるでしょう。

このとき、「本当にお腹が痛いの?」「昨日は元気だったでしょ」と事実確認を繰り返しても、子ども自身がうまく説明できないことがあります。

言葉よりも、実際にどの程度つらそうなのかを見ることが先です。食事や水分が取れているか、睡眠はどうだったか、会話できる余裕があるか、登校の話をした瞬間に状態が大きく変わるかなどを見てください。

親がすべての原因をその朝のうちに突き止める必要はありません。原因探しを急ぐほど、子どもが「説明できないと休めない」と感じてしまうこともあるからです。

◆ケンのワンポイントアドバイス

「どうして行けないの?」を何度も聞くより、「今日はかなりしんどそうだね。学校への連絡はこっちでするよ」と伝えたほうが、話せる状態に戻る子もいます。話を聞くのは、朝の緊張が少し下がってからでも遅くありません。

休ませる判断は様子で考える

「一度休ませると癖になる」という考えだけで、休む選択肢をなくす必要はありません。一方で、どんな小さな不安でも必ず休ませればよい、という単純な話でもないでしょう。

判断するときは、子どもの状態を見ます。強い腹痛や頭痛がある、泣き続けている、ほとんど眠れていない、登校を促すほど混乱が激しくなるなど、明らかに余裕がなくなっているなら、その日の登校をいったん止めることも選択肢です。

反対に、「教室には入りたくないけれど保健室なら行けそう」「朝からは難しいけれど3時間目なら行けるかも」という場合は、0か100かにしなくても構いません。

登校か欠席かの二択だけで考えないことがポイントです。遅れて登校する、別室で過ごす、好きな授業だけ参加する、先生と玄関で会うなど、その子ができる段階を学校と相談できます。

文部科学省の令和6年度調査では、小学校の不登校児童数は13万7,704人でした。小学校だけを見ても決してごく一部の家庭だけの問題ではありません。なお、統計上の「不登校」は原則として年間30日以上欠席した児童生徒を対象とするため、数日間の行き渋りとそのまま同じ意味ではありません。

(出典:文部科学省「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた対応の充実について」)

無理やり行かせる前に考える

親が特につらくなるのが、「ここで休ませていいのか」という迷いです。ランドセルを背負わせる、車に乗せる、玄関から引っ張り出すなど、力で登校させたくなる瞬間もあるかもしれません。

ただ、強い拒否反応が出ている子を毎朝無理やり動かすことが続けば、「学校に行くこと」だけでなく「朝になること」や「親と話すこと」まで怖くなる可能性があります。

登校できた日があるとしても、帰宅後にぐったりしている、翌日にさらに拒否が強くなるという状態なら、登校できたかどうかだけで判断しないほうがいいでしょう。

「今日行けたから大丈夫」とは限りません。登校前、学校にいる間、帰宅後まで含めて、その方法を続けられそうかを見てください。強い不調が続く場合は、学校だけで抱えず医療機関など専門家への相談も検討しましょう。

親の対応で大切なこと

登校拒否への対応では、特別な言葉を探すより、子どもが「家では追い詰められない」と感じられる関係を残すほうが大切です。そのうえで、学校や周囲とのつながりを少しずつ作っていきます。

声かけは安心を先にする

子どもが登校を嫌がると、「明日は行ける?」「いつから戻る?」「このままで大丈夫?」と未来の確認をしたくなります。ただ、本人にも分からないことを答えさせると、それ自体が負担になる場合があります。

最初は「今日は休もうか」「先生への連絡はしておくね」「話したくなったら教えて」といった、目の前の不安を減らす声かけで十分です。

学校で何があったのか聞く場合も、「何か嫌なことがあった?」だけでは答えづらい子がいます。「授業」「休み時間」「友達」「先生」「朝起きること」など、いくつかの方向からゆっくり確かめてみましょう。

それでも「分からない」と答えるなら、その言葉をいったん受け止めます。分からないことを無理に説明させないのも、大事な対応の一つです。

避けたいのは、「みんな行っている」「休んだら勉強についていけなくなる」「明日は絶対行くと約束して」と追い込む言葉です。励ますつもりでも、その子には責められているように聞こえることがあります。

学校との連絡を細く続ける

休む日が増えてきたら、家庭だけで対応を決めないほうがいいでしょう。担任に状況を伝え、学校でどのような選択肢があるのか確認します。

例えば、別室登校、保健室の利用、登校時間をずらす、短時間だけ過ごす、給食だけ参加する、担任以外の先生と会うなど、学校によって可能な対応は異なります。

本人が担任との電話を嫌がるなら、すぐ直接話させる必要もありません。まず親と学校だけで連絡を取り、「先生は待っているけれど、今日電話しなくても大丈夫だって」と伝える方法もあります。

学校との連絡では、「いつ登校できますか」と予定を決めることだけを目的にせず、家庭での睡眠、食事、学習、好きなことをしているときの様子なども共有すると話が進みやすくなります。

文部科学省も、不登校支援は登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的自立を目指す必要があるとしています。また、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す意味を持つ場合にも触れています。

(出典:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」)

休んだ日を罰にしない

学校を休んだ日にゲームをしていたり動画を見ていたりすると、「学校には行けないのに遊べるの?」と思うことがあるでしょう。

ここで気をつけたいのは、学校を休んだ日の家庭を罰の場所にしないことです。ゲームや動画を一日中好き放題にしてよいという意味ではありませんが、「休んだなら何も楽しいことをしてはいけない」とすると、安心して回復する場所がなくなります。

まず睡眠、食事、入浴、着替えなどの基本的な生活を戻す。そのうえで、好きなことをする時間や勉強する時間を少しずつ作る。このくらいから始めれば十分でしょう。

生活リズムを戻すときも、学校と同じ時間割を家庭で完全再現する必要はありません。朝起きる時刻を大きくずらしすぎない、昼夜逆転を少しずつ戻すなど、続けられるところから考えてください。

学年によって対応を変える

小学生といっても、1年生と6年生では言葉にできることも、人間関係も、学習への不安も違います。学年だけで原因を決めつけることはできませんが、対応を考えるヒントにはなります。

小1と低学年への対応

小学校1年生や2年生では、「なぜ学校に行けないのか」を自分で説明できないことがあります。「嫌だから」「分からない」「お腹が痛い」という短い言葉に、いくつもの不安が含まれている場合もあるでしょう。

入学後は生活環境が大きく変わります。授業時間、集団行動、給食、友達との関係、先生とのやり取りなど、幼児期とは違う場面が一気に増えます。

そのため、「学校全部が嫌なの?」と大きな質問をするより、「朝起きるところまでは大丈夫?」「教室に入るのが嫌?」「休み時間はどう?」と分けて聞くほうが答えやすくなります。

小学1年生の登校拒否で大切なのは、明日のことを何日分も約束させないことです。「今日は休む」「明日の朝また考える」と短い単位で考えたほうが、親子とも負担が小さくなることがあります。

また、「教室まで行く」「校門まで行く」「先生にプリントだけ渡す」など、小さな選択肢を提示するのも一つ。ただし、それすら嫌がる日は無理に実行する必要はありません。

3年生と4年生への対応

3年生、4年生になると、学習内容が少しずつ難しくなり、友達同士の関係も複雑になってきます。本人が「勉強が分からない」と言わなくても、授業についていく不安が登校の負担になっているケースがあります。

逆に友達とのちょっとしたやり取りを、「そんなことで?」と大人が軽く受け止めてしまう場合もあるでしょう。子どもにとっては、休み時間を一人で過ごすことやグループに入れないことが、学校生活全体への不安につながる場合があります。

話を聞くときは、「誰が悪いのか」を決めるより、「どの時間がつらいのか」「逆に大丈夫な時間はあるのか」を確認してみてください。

算数だけ不安なら家庭で少し復習する、休み時間がつらいなら先生と過ごし方を相談するなど、問題を小さく分けることで対応できる場合があります。

5年生と6年生への対応

5年生、6年生になると、親には話したくないことも増えてきます。友人関係、勉強、係や委員会、周囲からどう見られるかなど、本人なりの事情が複雑に絡むこともあるでしょう。

10歳前後から高学年では、「学校に行けない自分はダメだ」と本人が自分を責めてしまうことにも注意したいです。

親が「気にしなくていい」と励ましても、本人には簡単に切り替えられないことがあります。そんなときは、「行けるかどうかであなたの価値が決まるわけではないよ」と、評価と登校を切り離して伝えてください。

高学年では本人の意見もできるだけ聞きます。先生に何を伝えてよいか、友達から連絡が来たらどうしてほしいか、プリントを届けてもらいたいかなど、小さなことでも本人が選べる部分を残しましょう。

◆ケンのワンポイントアドバイス

高学年になるほど、大人が本人抜きですべて決めると「自分のことなのに」と感じることがあります。ただし、判断を全部子どもに任せる必要もありません。「この2つならどっちがいい?」くらいの選択肢を親が用意すると話しやすくなります。

休んでも学びは続けられる

登校できない日が続くと、親が次に心配するのは勉強でしょう。「休ませたい気持ちはあるけれど、学習が遅れるのが怖い」という不安は自然です。

だからこそ、登校と学習を一つにしない考え方が役立ちます。学校に毎日行けなくても、その子に合った形で学びを続ける方法はあります。

最初から勉強を詰め込まない

休み始めた直後から「家にいるなら勉強しなさい」と学校と同じ時間数を求めると、家庭まで緊張する場所になることがあります。

心身が疲れている時期なら、まず休養が必要な場合もあります。少し元気が戻ってきたら、10分だけ教科書を見る、好きな本を読む、算数を1ページだけ進めるなど、小さく再開すれば構いません。

大事なのは、遅れを一気に取り戻そうとしないことです。数週間休んだからといって、数週間分を数日で埋める必要はありません。

学校からプリントやオンライン教材を受け取れるなら、それも活用できます。どの範囲を優先するとよいか担任に聞いておくと、家庭で全部判断しなくて済みます。

学校以外の学び方もある

教室で過ごすことが難しくても、校内教育支援センター、自治体の教育支援センター、フリースクール、自宅学習、オンライン学習など、学び方はいくつもあります。

学校外の施設や自宅での学習については、一定の条件のもとで出席扱いや成績評価につながる場合があります。ただし、フリースクールに通えば自動的に出席扱いになるわけではありません。在籍校との連携や学習内容などを踏まえ、学校側が判断します。

そのため、学校外のサービスを利用するときは、申込みの前後に学校へ「利用した場合の連携方法」「学習状況をどう共有するか」「出席や評価はどう扱われるか」を確認しておくと安心です。

フリースクールを比較する

家から外へ出ることはできるものの、在籍校の教室に入ることが難しい子には、フリースクールが合う場合があります。

ただし、フリースクールは学校ごとに雰囲気も支援内容もかなり違います。学習中心のところもあれば、まず安心して過ごせる居場所を重視するところもあります。

比較するときは、子どもが実際にその場所を安心できそうかを見ることが第一です。そのうえで、通える曜日や時間、スタッフとの距離感、学習支援、在籍校との連携、費用、体験利用の有無などを確認しましょう。

最初から1か所に決める必要はありません。無料相談や資料請求、見学、体験が用意されているなら、親だけで情報を集めてから子どもに選択肢を見せる方法もあります。本人をいきなり見学へ連れて行くより負担を減らせる場合があります。

フリースクールを選ぶ目的も、「学校へ戻すため」だけにしないほうがいいでしょう。安心できる大人と出会う、家以外の居場所を作る、人との関わりを少しずつ増やす、学習を続けるなど、その子に必要な役割を考えて比較してください。

オンライン個別指導を使う

外出そのものが負担になっている子や、人が多い場所で緊張しやすい子なら、自宅から受けられるオンライン学習も候補になります。

録画教材を一人で見る方法もありますが、「一人ではなかなか勉強を始められない」「学校以外の大人とも話せるようにしたい」という場合は、マンツーマン型のほうが合うこともあるでしょう。

例えば、不登校や行き渋りの子どもを対象にしたオンライン個別指導のティントルでは、小学生を含む子ども向けに1対1の指導が提供されています。このようなサービスは、学校と同じペースに追いつかせることだけではなく、前の学年まで戻って学び直したいときにも選択肢になります。

ただ、オンライン学習も全員に合うわけではありません。画面越しの会話が苦手な子もいますし、今は勉強そのものから少し離れたい子もいるでしょう。

まず相談や体験ができるサービスなら、いきなり長期間申し込まず、子どもの反応を見るところから始めてください。料金や現在の支援内容、出席扱いに関する申請条件などは変更される可能性があるため、正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

学校以外にも相談先を作る

親だけで登校拒否への正解を探し続けると、子ども以上に親が疲れてしまうことがあります。担任だけで解決できないときも珍しくありません。相談相手は一人に絞らず、必要に応じて増やして構いません。

学校と教育支援を頼る

最初の相談相手は担任で構いません。ただ、話が進みにくい場合は、養護教諭、学年主任、管理職、スクールカウンセラーなど、別の人にもつないでもらいましょう。

自治体には教育支援センターなどの相談先が用意されていることもあります。利用条件や名称は地域によって異なるため、市区町村や教育委員会へ確認してみてください。

学校に伝えるときは、「明日から登校させる方法を教えてほしい」と一つの答えを求めるより、「今できそうな方法を一緒に考えてほしい」と相談するほうが選択肢が広がります。

教室に戻る以外にも、別室、短時間登校、オンラインでのつながり、教材の受け渡し、教育支援センターなど、その子の状況に応じて考えられることがあります。

医療相談も考えたいサイン

登校拒否のすべてが病気というわけではありません。しかし、登校の問題とは別に、体調について専門家へ相談したほうがよい場合があります。

腹痛や頭痛などの症状が長く続く、ほとんど食べられない、眠れない状態が続く、極端に元気がなくなったなど、日常生活に大きな変化がある場合は、小児科など身近な医療機関への相談を考えてください。

「消えてしまいたい」「生きていたくない」など自分を傷つけることを思わせる発言がある場合や、自傷行為が見られる場合は、登校できるかどうかより安全確保を優先し、速やかに医療機関や地域の専門的な相談先につないでください。差し迫った危険がある場合は緊急の支援を求めます。

この記事だけで子どもの心身の状態を判断することはできません。症状や行動が気になる場合、最終的な判断は医師、心理職、学校の専門職などにご相談ください。

親自身も追い詰めない

子どもの登校拒否が始まると、「育て方が悪かったのだろうか」「もっと厳しくすべきだったのか」と親自身が答えを探し始めることがあります。

しかし、学校へ行きづらくなる背景は一つとは限りません。友達、勉強、先生との関係、集団生活、生活リズム、本人にも説明できない不安などが重なることもあります。

だから、一つの原因や一人の責任に決めつけないこと。親がすべてを解決しようとしないことも大切です。

子どもが休んでいる間、親は24時間支援者になる必要はありません。仕事や家事を続け、自分の時間を持つことも必要です。

◆ケンのワンポイントアドバイス

「今日は学校に行けたか」だけで一日を採点すると、親子とも毎朝が勝負になってしまいます。朝ごはんを食べた、先生から届いたプリントを見た、外へ少し出た。そんな小さな変化も、その子の今を知る材料になります。

そして、昨日できたことが今日できなくても、それだけで後退したとは限りません。登校拒否への対応は一直線には進まないものとして、その日の状態に合わせて考えていきましょう。

登校拒否のよくある質問

ここからは、小学生が登校を嫌がるときに保護者から出やすい疑問をまとめます。

小学生の登校拒否に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 小学生が登校拒否をしたら休ませてもいいですか?

A. 強い腹痛や頭痛、涙、極端な疲れなどがあり、登校を促すほど状態が悪化する場合は、その日の登校をいったん止めることも選択肢です。ただし、休ませるかどうかだけで終わらせず、状態が続くなら学校と情報共有し、必要に応じて専門家へ相談してください。

Q2. 無理やり学校へ行かせたほうがいいですか?

A. 強い拒否反応がある子を力で毎日登校させることだけを目標にするのはおすすめしません。教室へ行く以外にも、遅れて登校する、別室を利用する、先生と短時間会うなどの方法があります。本人の状態を見ながら学校と相談してください。

Q3. 登校拒否の子にどんな言葉をかければいいですか?

A. 「どうして行けないの?」と原因を迫るより、「今日はしんどそうだね」「学校への連絡はしておくよ」「話したくなったら聞くよ」など、安心につながる言葉から始めてみてください。本人が理由を説明できない場合は、無理に答えを求めなくても構いません。

Q4. 学校を休むと勉強についていけなくなりますか?

A. 欠席が長くなれば学習の遅れが出る可能性はありますが、登校できない期間でも学ぶ方法はあります。学校教材、自宅学習、教育支援センター、フリースクール、オンライン学習などから本人に合うものを選びましょう。最初から遅れを全部取り戻そうとせず、小さく再開することが大切です。

Q5. フリースクールに通えば出席扱いになりますか?

A. フリースクールへ通っただけで自動的に在籍校の出席扱いになるわけではありません。学校外での相談・指導や自宅でのICT学習などは、一定の条件を満たした場合に出席扱いや学習成果の評価につながることがあります。利用前に在籍校へ確認してください。

小学生の登校拒否への対応まとめ

小学生が登校を嫌がったとき、親が目指したいのは「何が何でも明日学校へ行かせること」ではありません。まず本人の心身の状態を見て、安心できる環境を保ちながら、学校や周囲とのつながりを残していくことです。

  • 強い不調がある朝は登校だけを優先しない
  • 原因をその場で無理に聞き出さない
  • 無理やり行かせる前に別室や短時間登校も検討する
  • 「どうして」より安心できる声かけを意識する
  • 低学年では質問や選択肢を小さく分ける
  • 高学年では本人の意見やプライバシーも尊重する
  • 担任だけでなく学校内外の相談先を利用する
  • 休んでいても本人に合う方法で学びは続けられる
  • フリースクールやオンライン学習も比較する
  • 心身の不調が強い場合は専門家へ相談する

今すぐ学校へ戻れなくても、できることがゼロになるわけではありません。学校とのつながり方、安心して過ごせる場所、勉強の方法は一つではないからです。

本人に合う居場所や学び方を探すことも、立派な前進です。

家庭と学校だけで行き詰まっているなら、不登校支援型のフリースクールについて無料相談や資料請求を利用し、どんな選択肢があるのか親だけで情報収集してみるのもいいでしょう。外へ出ること自体がまだ難しければ、不登校に対応したオンライン個別指導という方法もあります。

どれか一つに急いで決める必要はありません。子どもの今の状態を見ながら、「ここなら少し楽かもしれない」と思える環境を一つずつ増やしていってください。

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